緑と花のプロジェクト

~ 雄大な蔵王の麓で、青い空に包まれて ~


花の向こうに蔵王を望む
花の向こうに蔵王を望む

■フラワーエンジェルプロジェクト

蔵王を一望できるヴェンテンガルテン(上山市弁天地区)で
自然と共存した緑と花のまちづくりに取り組んでいます。

○満開の菜の花と残雪蔵王のコントラストが楽しめる春
○蔵王に向かって一斉に咲きそろうヒマワリたちの楽しい夏
○紅葉と黄葉に彩られるなか静かに揺れる可憐で白い蕎麦の秋
○すべての音をすっぽり包んでしまう純白雪色の静かで長い冬
淡い光が街を照らす
淡い光が街を照らす

■竹灯篭プロジェクト(平成17年~)

ゆかたに似合うアイテム第一弾として取り組んでいるのが
竹灯篭プロジェクトです。
市内の里山から竹を切り出し、高さが異なるようにカットした竹3本を
シュロ縄で組みます。使用しているキャンドルは、かみのやま温泉の
旅館から出た廃食油を原料に地元の小学生たちと一緒に作った
エコなキャンドルです。
制作した竹灯篭は、7月下旬に開催される【市民全員ゆかたの日】に
あわせて上山城周辺に並べて和の雰囲気を醸し出したり、
キャンドルナイトの会場を淡い光で照らし出したりしながら、
歩いて楽しい和の雰囲気づくりを進めています。
心が和む甘酸っぱい味
心が和む甘酸っぱい味
■食用ほおずきプロジェクト(平成19年~)
ゆかたに似合うアイテム第二弾として取り組んでいるのが、
食用ほおずきプロジェクトです。
上山市山元地区で以前から栽培されていた食用ほおずきを
地域の貴重な資源として見直し、活動の趣旨に賛同いただいた
生産者の方から貴重な種を分けていただきました。
「ゆかた」と「ほおずき」、日本の夏を代表するキーワード。
地元・上山明新館高校【食用ほおずき研究班】や山形県村山総合支庁農業技術普及課など、大勢の方と連携を取りながら、地域の魅力に磨きをかける試みを続けています。
初夏の風に揺れる淡い紅花
初夏の風に揺れる淡い紅花
■紅花プロジェクト(平成20年~)
ゆかたに似合うアイテム第三弾として取り組んでいるのが、
紅花プロジェクトです。
上山市二日町の八幡神社に、小さなお地蔵様が祀られています。
このお地蔵様は【紅花地蔵】と呼ばれ、紅花が盛んに栽培されていた 当時は大勢の参拝者で門前市がたつほどの賑わいだったそうです。当時、紅花を栽培していた大勢の農家は、上山の紅花地蔵を訪れてはお札を求め、紅花の確かな生育を切願して紅花畑に立てかけたそうです。
当時は、ここ上山も紅花の一大産地の一つでした。
そこで、初夏の風に静かに揺れる紅花をもう一度咲かせようとプロジェクトが始まりました。